「物流企業こうすればもっと儲かる」【最短で業績を伸ばす方法】 筆者:出口康介
徹底した顧客ヒアリングで業績を伸ばしている企業がある。
これは物流業界をはじめ、どのような業種・業態でも通用する
業績アップへの最短ルートであることは間違いないだろう。
皆さんは、例えば自社の強みを正確に把握したいと思った時や
自社が最も得意とするターゲットに対して、新しいサービスや商品を
開発して業績アップを図ろうとする時、どのような手法を用いて
目的を達成するだろうか?
既存荷主に対して、もしくは未取引だが、今後取引をしたいと考える
潜在荷主に対して正直に『どんなニーズがありますか?』『こんな商品
(サービス)をどう思いますか?』と問いかけるのは最も効率の良い
マーケティング手法だ。
これまでの経験から、将来顧客が必要とするであろう潜在的な
ニーズを予測して商品やサービスを開発することも必要だが、特に
資金面でも人材面でもそれ程の余裕が無い中小物流企業にとって
短時間で最も成果をあげようとする際は、こうした視点が非常に
重要になってくる。
1)既存荷主に日頃から徹底したヒアリングを実施する
2)未取引だが、今後是非取引したい潜在荷主を定期的に訪問して
中長期的なニーズをヒアリングする
3)これまでの経験を活かして、競合他社に先駆けて将来の柱となり
そうな商品やサービスを常に開発する
どれか一つを実践するのではなく、この三者を常に継続して取組むことが
中長期的な成長につながる。
ちなみに、世界的に有名なブランド品メーカーの『COACH』は
(一年間に多数の新作をリリースしているが)全ての新作に関して、
特にシェアの大きい販売国の消費者を対象として、あらゆる手段を
用いて徹底的なヒアリング調査(自社に招いて直接聞く、
アンケートで聞く、ネットで聞くなど)を実践している。
その対象人数の増加(調査の精度が上がって効果が出てくる)に伴って
自社の世界シェアを高め、勿論売上も毎年順調に伸ばしている。
素直に顧客に聞く、これ程効果的で簡単な手法は無いだろう。
是非皆さんの会社でも取組んでいただきたい。
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*このコラムは、ロジスティクスグループ配信の経営情報マガジン
「物流企業こうすればもっと儲かる」vol.481に掲載されています。
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