「物流企業こうすればもっと儲かる」【ダメもとで言ってみることの重要さ】 筆者:堀敦博
先日、ある物流会社の社長からこういうことがありました。
「ダメでもともとなんだから、まず言ってみることが大切ですよ。
運賃サーチャージ制導入についても同じです。『いやぁ、とは
言ってもあの荷主に言うとそれ以降仕事くれなくなることもある
からなぁ』と思い込んで言わないのはナンセンスです。
それをお願いしたくらいで切れるような関係って、本当のパートナー
とは言えませんよね。」
確かにその通りだな、と思いました。
今般の世界的な燃料費高騰は、ビジネス界で関係していない会社はない
と言っていいくらいの出来事です。
最も影響が大きい業種の一つである運送業界がこの出来事によって
困っているということは、誰もが知っている状況にあります。
ただし、荷主サイドも無視しているわけではありません。
当然、同時に原料高騰により荷主サイドも影響を受けているのです。
そんな中で、実質的な運賃値上げ交渉を受け入れるのは厳しいという
言い分も十分に理解できます。原料調達のための努力もかなりされて
います。
よって、「ダメもとでとにかく言ってみる」という単純明快な行動が
ますます重要になっています。
(このことは荷主さんの原料調達の際にも言えることです。)
いかがでしょうか?
言う前に諦めていたり、十分に交渉しないままズルズルと旧来の
契約を引っ張っていたりというケースは、実は多いのではないでしょうか?
少しでも早い行動が、明日の利益確保の原資になることをご理解
いただけたらと思います。
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*このコラムは、ロジスティクスグループ配信の経営情報マガジン
「物流企業こうすればもっと儲かる」vol.477に掲載されています。
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