「物流企業こうすればもっと儲かる」【植物オイルの搾油は食用以外の植物から】 筆者:堀敦博
「食料・燃料バッティング問題」という記事が紙面を騒がせています。
このバイオ燃料に係わる問題について簡単に説明すると
このようになるでしょう↓
1.とうもろこしなどは本来食料(または家畜飼料の原料)として栽培
2.バイオ燃料技術の発達、世界的な地球環境運動、一部先進国の国策
などの理由によりバイオ燃料が流行
3.栽培農家は、食料用で売るより燃料用で売ったほうが高く売れること
に気づく
4.燃料用ばかりで販売していると、食料用の供給減り、食料用の価格が
高騰する
このサイクルにより、食料は高騰を続け、燃料用も確保競争により高騰を
続けるというインフレスパイラルを引き起こしています。
さらに、バイオ燃料の消費は主に先進国であることから(最近では中国が
大量消費しているのですが)、バイオ燃料事業は、先進国だけのための
事業か!?という疑問が世界中を駆け巡っています。
そして、食糧問題を抱える発展途上国の事情をまったく無視した暴策だ!
とまで言われるケースもしばしばです。
この問題は大変複雑ですが、少なくとも我々にできるのは、
「食料とバッティングしないバイオ燃料の原料となる植物を栽培する」と
いうことでしょう。
「ヤトロファ」や「砂桃」という植物は、その代表的な植物です。
ヤトロファについては、日本では数えるほどの企業数しか手掛けて
いませんが、韓国ではヤトロファ事業協会があるくらいですし、
ヨーロッパの大手企業、東南アジア、アフリカなどでは、それはもう
注目度は非常に高いです。
ようやく、日本の企業も注目をはじめているという時期です。
また、砂桃は、これはまだまったく新しい植物です。
砂漠地帯・寒冷地帯に向いており、搾油率が55%という驚異的な植物で、
これからますます注目が集まるでしょう。
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*このコラムは、ロジスティクスグループ配信の経営情報マガジン
「物流企業こうすればもっと儲かる」vol.474に掲載されています。
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