私がコンサルティングの専門業種としている物流企業は、燃料高だけ
でなく、最近では車両やタイヤ、フォークリフトまでが値上げされる
という原価アップの状況にあえいでいる。
その上、少子化や若者の価値観の変化などにより、人材難である。
そんなたいへんな現状だが、私はお付き合い先の企業に、「これから
物流企業にとって最もよい時代がやってくる」と一貫して申しあげて
いる。
確かに状況はひどい。
この状況を乗り切るためには、たいへんな努力が必要だ。
しかし、ひとたびマクロに状況をとらえると、時流は「エコ」である。
ほとんどの荷主企業が、「環境」に対して何らかの対策を考えている。
そのソリューションを最も提供しやすい立場にいるのが、物流企業
なのだ。
既存の強いパイプはあるが、このテーマ上ではしがらみのほとんど
ない物流企業は、環境装置・機器のメーカーや廃棄物処理企業よりも、
実は有利な立場にある。
荷主企業の環境対策にかかる企画提案を、有効にまとめて出せるのが
物流企業であり、そのためうまく時流に適応すれば、中期的には
「最もよい時代」がやってくるのである。
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