商品の価値を訴求するために、その製造工程を公開するという手段が
あり、多くの場合、有効である。
この手法は、食品のマーケティングでよく使われる。
素材選びの基準や製造法のこだわり、物流においての注意事項などを
訴求するのだ。
この手法が有効に使えるのは、以下のいずれかの場合である。
・顧客の想像を超えた内容の製造工程があり、競合他社がそれを公開
していない場合
・競合他社よりも卓越した製造工程を有している場合
なお、この手法が使えるのは、製造業だけではない。
他の業種・業態でも、充分に活用できる。
例えば、京阪神エリアのタクシー会社の雄である阪急タクシーは、
車内設置の広報誌「フロントガラスの向こう側。」に、「乗務員
一年生がプロになるまで」と題した特集記事を掲載し、プロタクシー
ドライバーの製造工程を紹介していた。
机上研修、路上研修、地理試験、添乗教習など、各種研修・試験の
スケジュール・内容、およびそれらの意味が紹介されており、読んだ
人の安心感や親近感を高める効果をもたらしている。
貴社でも、ホームページや広報誌(社外報)、DMなどの販促ツール
への製造工程の掲載を、ぜひ検討してみていただきたい。