「もっと儲かる」【CO2削減に関する情報の整理(1)】筆者:堀 敦博
京都議定書の基礎を理解する
皆様ご存知の、京都議定書の目標達成計画とは、2008 年度から2012年度
までの京都議定書第1約束期間に基準年度から6%削減することを内容と
する計画です。
ですから、京都議定書に定められた先進国の削減約束の達成は、気候系に
対して危険な人為的干渉を及ぼすこととならない水準において、大気中の
温室効果ガスの濃度を安定化させるという、気候変動枠組条約の究極的な
目標のひとつの手段です。
2005年度の日本の温室効果ガス排出量は、13億5,900万t-CO2です。
基準年度(1990年)の総排出量を7.7%上回っています。
2006年度の総排出量は、13億4,100万t-CO2(基準年度比6.4%増)と
なっています。
地球温暖化対策に冠するこれまでの様々な対策について、引き続き
このまま実施した場合、2010年度時点での温室効果ガスの総排出量の
見通しは、約13億1,100万t-CO2となります。
これは、基準年比で約6%の増加となると見込まれています。
ですから、京都議定書における日本の削減約束「-6%」を達成する
ためには、従来実施している対策・施策に加え、6%+6%=12%
(約1億4,800万t-CO2)相当分の追加的排出削減を実施することが
必要になります。
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