普通の物流企業は、業務量のピークとボトムの中間くらいの平均値で
人員を揃えている。
その上で、シフト組みや期間採用、外注等の施策によって、うまく
人員数を増減させながら業務を回していくのである。
しかし、昨日視察に訪れた東京システム運輸社は、なんとピーク時に
合わせて人員を配置しているのだという。
業務波動の山谷がある中で、山のところに人員数を合わせているの
だから、当然ながら谷の時点では人員が余る。
だが、同社曰く「だからこそ、その谷を埋めるためにマーケティング、
セールスに尽力して結果が出る。そうして、業務が安定し拡大する」。
船井流でいう「やむを得ずの効用」だろう。
やむを得ない状況に自身を追い込むことにより、行動が変わり、
よい結果が得られるということだ。
人員数をピーク時に合わせていれば、人材確保の苦労はかなり軽減
される。また、マンパワーを背景に、新しいことに取り組める。
人材(採用)が先か業務獲得が先か、サービス業には特に重要で
悩ましい問題だ。
だだ、東京システム運輸社を見る限り、成長志向の企業であれば、
前者優先が正解だろう。
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