米国の地理学者、ジャレド・ダイアモンドは、イースター島やマヤ
などの古代文明が滅亡した原因は、いずれもそれまでの価値観を
変えることができなかったからだという。
つまり、疫病や戦争、気候変動などの要因も、滅亡に至るのは、
価値観が変えられなかったが故に対処できなかったというのだ。
ふり返って現代の企業について考えると、時流の変化に気付き、
価値観を変えようとしている例は、どのくらいあるだろう?
本シリーズで何度も述べているように、求職者も消費者も、損得
よりも善悪で判断する傾向が、ますます強くなっている。
CSR(企業の社会的責任)は、仕方なく対応するものではなく、既に
存在意義なのだ。
パナソニックは今年、二酸化炭素排出量を売上高、自己資本利益率と
同列の最重要経営指標に位置付けた。
同社社長、大坪文雄氏は、「将来の競争力への投資」と言い切る。
環境保全、コンプライアンス・・・『対応』ではなく『適応』する
のだと、価値観を早く変えられない企業は滅亡するだろう。
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