「最近の若い者は〜」というのは、オジサンの定番のネガティブな
セリフだろう。
最近では、「ガッツのある人が少なくなった」という意見をよく聞く。
今の20代前半の若者を評した言葉だ。
確かに私も、負けず嫌いな人は少なくなったように感じる。
たぶん、ガッツがないというのはそういう意味だろう。
しかし、それはガッツや根性といったものが不足しているのではなく、
勝つことに意味を見い出せないのだと思う。
資本主義の社会のもとで、我々はそれぞれ『勝つ』ことを目指して
邁進してきたがために、多くのものを壊し、失った。
彼らはその状況を冷静に観ていて、間違っていると思っているのだ。
損得よりも善悪で判断する、まともな神経を持っているのである。
とはいえ、力のないうちは社会にインパクトを与えることはできない。
動機付けして、懸命に仕事をさせ、自らを磨かせる必要がある。
そして、今どきの若者を動機付けするためには、いかに勝つか、
儲けるかではなく、その仕事がどれほど世の中の役に立つのかを
しっかり教え込むとよい。
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